はじめまして。
このブログを運営している、沖縄在住の元消防士パパです。motoFMです。
現在は2人の子どもを育てながら、日々の生活の中で「防災」について改めて考えるようになりました。
「もしものとき、大切な家族を守れるか?」
「自分がいなくても、子どもが自分の命を守れるように育ってくれるだろうか?」
まだ幼いわが子は、防災という言葉すら知らない年齢です。
でも、いずれ大きくなったときに“パパがどんな想いで備えていたのか”を、形として残しておきたいと思うようになりました。
このブログは、そんな想いから立ち上げた「家族を守るための記録」です。
なぜ今、防災ブログを始めたのか?
私は11年間、消防士として火災・災害現場の最前線で働いてきました。
現場では、突然命を奪われてしまう現実、備えの有無によって生死が分かれる瞬間を何度も目の当たりにしてきました。
結婚し、子どもが生まれてからは、「守るべき存在」ができたことで意識が大きく変わりました。
命が誕生することの偉大さと重み、そして一緒に生活する中で「絶対に守りたい」という想いが日に日に強くなったのを覚えています。
沖縄は毎年のように台風の被害を受ける地域です。
車が横転したり、住居が浸水したり、停電が長引いたりと、アパートの窓ガラスが割れ怪我をしたりと、災害は決して“どこか遠くの話”ではありません。
さらに最近では日本や諸国で地震の発生も増えており、津波警報が出ることも珍しくなくなってきました。
「沖縄に住んでいても、地震対策は必要」──そんな危機感も私の中で年々高まっています。
子ども自身で守る力を身につけてもらいたいと思ったきっかけ
沖縄の住宅事情や経済的な課題にも、防災意識の低下に影響していると感じます。
物が多く、収納スペースが少ない住宅では、背の高い棚や積み上げた荷物がそのままになっていることも多く、地震が起きれば倒れて人を押しつぶしてしまう危険性があります。
また、消防士として活動していたとき、狭い通路や雑然とした室内が救助活動の妨げになる現場も経験しました。
だからこそ、今のうちから、家族が自分で判断し、自分の身を守る「力」を育てたいと思うようになったのです。
子どもにとって、防災はまだ難しい話かもしれません。
でも、日常の中に「備える」という習慣を少しずつ取り入れることで、自然と身につけていけると信じています。
このブログで伝えていきたいこと
このブログでは、特別な知識がなくても「今からできる防災」を、できるだけわかりやすく伝えていきます。
- 子どもと一緒にできる防災訓練
- 家庭での備蓄の始め方
- 台風や地震など沖縄の災害に特化した対策
- 防災に役立つグッズや体験レビュー
- キャンプやアウトドアを活用した「楽しく備える」アイデア
私自身、キャンプが好きで、「防災とキャンプは相性がいい」と感じています。
遊びながら備える、防災を楽しみながら身につけていく、そんな提案もしていきます。
また、将来的には同じような想いを持つパパ・ママたちと情報交換できる場にしていけたらとも思っています。
さいごに|“備えるパパ”仲間を増やしたい
「防災」と聞くと、難しそう、面倒くさそう、何から始めればいいかわからない……そんな風に感じる人が多いと思います。
でも本当は、家族を守るための備えは、小さな一歩から始められるものです。
私もまだまだ勉強中の身です。だからこそ、一緒に学びながら、一緒に備える仲間が増えたら嬉しいと思っています。
このブログが、あなたにとって「防災を身近にするきっかけ」になれば幸いです。
どうぞ、気軽に読んでいってください。そして何か気になることがあれば、お問い合わせやコメントで教えてくださいね。
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